2014年1月8日水曜日

会社で成功する研究者とは

大学では優秀だったけど、

企業にいったら、全く目立たなくなった、

という人がいます。

また、企業では力を発揮できなかったが、

大学ではうまくやっていける、

という人もいます。

一概には言えないかもしれませんが、

優秀な研究者は、企業でうまく成果を出せる人です。

もちろん、優秀な研究者は、企業でも大学でも良い評価を得られるはずです。

先にも述べたように、
大学での研究成果は、与えられたテーマの運によるところが大きいです。

そこに甘んじて、結果を出すことだけに注力してしまった場合、
研究者としての考え方は見に付いておらず、
与えられたことをしっかりこなすだけの人間になってしまいます。

もちろん、与えられた仕事をしっかりこなすことは大切ですが、
それは、優秀な研究者として当然のことです。

大学でダメだったけども企業ではうまくいった、
と言う人たちは、

結果が出ない中で、

何が原因でうまくいかないのかを考え、

どうやったらうまくいくかを工夫し続け、

粘り強くがんばってきてる人達です。

ちなみに、運よく良いテーマをもらった人が上記努力をした場合、

研究者としての能力以外に、大きな自信もつくので、

さらに素晴らしい研究者となることがあります。


そして、これらは考えていくと、

履歴書や面接で、何をアピールするべきか、

ということもだんだん明らかになってきます。

つまり、ひたすら良い研究結果を述べることに意味はなく、

どうやって研究を進めてきたか、をアピールすれば良いのです。

偶然にも良い結果が得られている場合には、

「私は研究テーマに恵まれ良い結果が得られましたが、
これに関しては運が良かっただけで、私が重要だと思ったのは、、」

などと述べることができれば、
相当良い印象を与えることができると思います。

私だったら、ぜひそんな人を採用したいな、と考えます。

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