2014年1月9日木曜日

人事の面接官と研究開発部門の面接官

面接官には、必ず、人事と研究開発部門の人間がいます。

はたしてどっちが大切なんだろうか?

そりゃーどちらも大切だろう、と思うかもしれない。

しかし、

実際には、圧倒的に研究開発部門の面接官が重要です。

もちろん、研究職としての採用を考えた場合に限るが。

研究に優れているが、話がうまくない、

研究者にはよくいるタイプだと思います。

それでも、本当に能力の高い研究者は、なかなか落とされることはありません。
(能力が高い ≠ たくさん結果がある)

研究に対する考え方がすばらしく、ぜひ採用したいと思った学生がいるが、
人事部から、面接した感じだと彼はいまいちでした、と言われる。

しかし、研究側の人間が「彼は絶対にこの会社に必要な人間だ」
ということを話してくれたなら、
最終的に、彼は合格する可能性が高いと思います。

なぜなら、会社は立派な社会人を求めているわけではありません。
(もちろん、研究職を目指す場合が前提です)

多少、話が下手でも、ちゃんと最低限のコミュニケーション能力があれば、

あとは、研究、開発を進める力があるか、

ということが重要だからです。

人事対策の一般的な面接練習も最低限は必要ですが、

まずは、いかに研究者としてのすばらしさを伝えるか、

に集中して面接練習をしてみて下さい。


2014年1月8日水曜日

会社で成功する研究者とは

大学では優秀だったけど、

企業にいったら、全く目立たなくなった、

という人がいます。

また、企業では力を発揮できなかったが、

大学ではうまくやっていける、

という人もいます。

一概には言えないかもしれませんが、

優秀な研究者は、企業でうまく成果を出せる人です。

もちろん、優秀な研究者は、企業でも大学でも良い評価を得られるはずです。

先にも述べたように、
大学での研究成果は、与えられたテーマの運によるところが大きいです。

そこに甘んじて、結果を出すことだけに注力してしまった場合、
研究者としての考え方は見に付いておらず、
与えられたことをしっかりこなすだけの人間になってしまいます。

もちろん、与えられた仕事をしっかりこなすことは大切ですが、
それは、優秀な研究者として当然のことです。

大学でダメだったけども企業ではうまくいった、
と言う人たちは、

結果が出ない中で、

何が原因でうまくいかないのかを考え、

どうやったらうまくいくかを工夫し続け、

粘り強くがんばってきてる人達です。

ちなみに、運よく良いテーマをもらった人が上記努力をした場合、

研究者としての能力以外に、大きな自信もつくので、

さらに素晴らしい研究者となることがあります。


そして、これらは考えていくと、

履歴書や面接で、何をアピールするべきか、

ということもだんだん明らかになってきます。

つまり、ひたすら良い研究結果を述べることに意味はなく、

どうやって研究を進めてきたか、をアピールすれば良いのです。

偶然にも良い結果が得られている場合には、

「私は研究テーマに恵まれ良い結果が得られましたが、
これに関しては運が良かっただけで、私が重要だと思ったのは、、」

などと述べることができれば、
相当良い印象を与えることができると思います。

私だったら、ぜひそんな人を採用したいな、と考えます。

専門分野のアピール

実はここが一番重要。

自分の研究成果のすばらしさを、
誰にでもわかりやすい表現で伝える。

確かにこれは必要なことかもしれませんが、

実はそこまで重要ではありません。

これに気が付いている人はもう大丈夫。

そもそも、学生の研究がそんなに素晴らしいはずが無いのです。

なので、最低限の基礎的な研究を学んだことをアピールする以外は、

研究をしてきた中で学んだ、

研究の進め方、

そして、

基礎研究をどうやって応用に結び付けるか、という考え方、

をいかにアピールするかが大切です。

どんなに自分の研究内容が、会社の研究内容と近いと思っても、

会社側はその部分をそこまで重要視しません。

それよりかは、

その人物の研究に対する姿勢、

自分の研究がどの程度のものであるかに対するの理解、

研究する上での戦略性、

という部分を知りたがっているのです。

逆に、どうだおれの研究は素晴らしいだろう、

という発表は、長く研究に携わる社会人からしたら、

なんと滑稽なのだろう、

と感じるかもしれない。

これは面接だけでなく、実際に会社で研究するうえでも大切なことです。

会社に入って、大学時代と同じ研究をやり続ける人はほとんどいません。

学生時代の研究を通し、自分がどんな考え方のできる人間になりつつあるか、

また、これまでの研究生活を振り返った時に、こうれからどうやって成長していきたいか、

などを語れば、

良い研究者になりうるとして、しっかりと認識してもらえることでしょう。

もし、偶然にも良いテーマをもらって結果が出まくっている人がいるのであれば、
結果だけにこだわるのではなく、考え方をしっかりと学んでください。

面接だけでなく、今後の社会人生活が豊かになると思います。

2014年1月7日火曜日

基本的な履歴書の書き方

履歴書には記入欄がたくさんあって、
いろいろと書かなければならない。

どんな趣味を書けば有利になるか、

志望動機では、会社のどこを持ち上げたらよいだろうか、

と考えるかもしれないが、
実際にはもっと簡単に考えればよい。

ちなみに、文章の構成力はほとんど関係がありません。
(もちろん、あまりにもひどければ別でだが、、)

評価する側は、会社にとってこの人は将来役に立つ人材になるのか、
という点しか見ていないのです。

別に、趣味や志望動機を知りたいわけではないし、
面接の際に話を盛り上げるためのネタでもありません。

どんなに興味深い趣味があろうと、崇高な志望動機があろうが、
会社に入って、役に立ってくれないと意味が無い。

そう考えています。

つまり、会社にとって私はこんなに有益な人物になりますよ、
というアピールをすれば良いのである。

そうなると、

例えば、読書が好き、と書きたいのであれば、

「私は読書が好きなので、文章を理解することが得意で、素早く要点を、、」

将棋が好き、な場合には、

「将棋を趣味としているため、何かを始めるときには、
何が起こるか、ということを、瞬時に、かつ、深く考え、、」

そして、サッカーが趣味なのであれば、

「私は、サッカーを通じ、チームを強くするためには、
自分の能力を向上させることに加え、お互いがそれぞれの能力を理解し、生かしあうことが、、」

みたいな感じが良いと思います。

これらは、もはや当たり前のことですが、
当たり前のことができないと、いきなりマイナス評価からの就活となってしまいます。

最低限ではありますが、これらのポイントには注意しましょう。

企業の選び方 「最先端の研究がしたい」

最先端の研究に興味がある就活生はたくさんいると思います。

どんな企業に就職すればいいか?

答えは簡単です。

できるだけ、業界内での順位が高い会社を選べばよいのです。


就職するまでは、なんとなく自分の理想の研究像を持っているでしょうが、

自分の思っていることを会社でできることはほとんどありません。

そもそも、会社に入ると、そんなものは無かったんだ、
と思うことがほとんどです。

ちなみに、

自分のやりたい研究をしたい、

ということと、

最先端の研究がしたい、

ということは全く違います。

やりたい研究がある、と言う人も、

そこにあまりこだわらず、研究レベルをしっかりとみて会社を選んでください。

研究レベルが高い環境の中であれば、

いろいろとやりたいことが見つかります。

入社前に自分が考えていたことが、なんて浅かったんだろう、
と感じるようになります。

そして、会社に入ると分かりますが、
最先端の研究は、業界トップの企業で行われていることが多いです。

逆に言えば、最先端の研究をしているから、業界トップにいるのです。

できるだけ上位の会社が良い、と言いましたが、
1位と2位は大きく違います。

なので、できるだけ1位の会社にこだわりましょう。

1位が無理なのであれば、
5位以内の企業の中で、自分の好きになれるところを選びましょう。

2位以下には大きな差はありません。

ぜひ、自分が何がやりたい、などとこだわらずに、
最先端の研究をすることが大切だ、と考えて、行動してみて下さい。

2014年1月6日月曜日

企業の選び方 「営業がしたい」

研究開発にそこまで興味はないが、
そこそこ専門性を生かし、営業職に就きたい、

と考える人は多いと思います。

その場合の企業選びのポイントは、

最先端の研究がしたい、というケースとは異なります。


なんとかしてその会社の雰囲気を知る、
ということが大切です。

具体的には、

どんな人が働いているか、

どくれらい残業をするか、

ちゃんと有休がとりやすか、

など、

労働環境が何より大切になります。

最悪の場合、心身共に疲れ果ててしまい、
私生活も含めてつらい思いをすることになってしまいます。

これに関しては、大企業だから優れている、
とは限りません。

営業職にとって、労働環境がすべて。

何を扱うか、ということは特に関係ありません。

こんな商品(サービス)を扱いたい、
といった希望を持っている人も多いとは思います。

しかし、

営業職で大切なのは、何を扱うか、ではありません。

どんな環境で働くか、ということです。

いわゆる、仕事と趣味は別、という言葉の通りです。

労働環境を気にせずに、好きな商品を扱っているから、
という理由で就職先を選んでしまうと、

仕事がつらいだけでなく、趣味まで嫌いになってしまうかもしれません。

ぜひ、この点には留意して就職先を考えてみて下さい。

2014年1月5日日曜日

理系と文系の違い

理系の人間が、文系の人間と大きな違う点は、

専門性があって研究職になれる

ということ。

しかし、大学の学部卒の場合、

そこまで大きな差はありません。

なぜなら、企業(会社)が求める研究者としてのレベル(能力)は、
学部卒では足りないからです。

それでも、学部卒でも研究職として働いている人はいます。

その理由は決して、

研究内容が優れている、

ということではありません。

彼らの「基本的な能力」が高いから、というのが主な理由です。

ここでいう「基本的な能力」に関しては、別途説明します。

ただし、大企業になると、学部卒の研究職はほとんどいません。

この理由はいろいろとありますが、私が考える大きな理由は2つ。

一つめは、大企業ゆえの見栄、

そして、もう一つは、先にも述べたように、
研究者としてのレベルが足りないからです。

大企業で研究職に就きたい、と考えるのであれば、

最低でも修士号は取得しましょう。

とは言え、最近では、その中でも最先端の研究者をしている人の多くは、

博士号取得者になってきています。

ぜひ、理系として、本当に研究がしたい、と思える人は、
博士課程まで進学し、専門性はもちろん、
物事に対する考え方のしっかりした人間になって欲しいと願います。